2013年6月20日木曜日

日記④ハイチVSイタリア(2-2)FIFAランキングと国の豊かさの関係

日本対イタリアは3-4だったようです。

実は一週間前の6月12日にハイチ対イタリアは2-2で引き分けています。

2点先取された後に1点返し、後半ロスタイムで同点に追いつく、かなり見応えのある試合でした。





現在ハイチはFIFAランキング63位。北中米カリブのランキングでは7位です。(2013年6月)



カナダのESLに通っているころ、自由テーマのプレゼンでサッカーをテーマに話をしました。

強い代表チームの条件とサッカーの持つ可能性について話しました。
それを紹介したいと思います。


強い代表チームの条件に次のことを考えています。


【その1】競争力のある国内リーグがあること

プロリーグが存在することで、選手は、サッカーで飯を食うことができます。つまり職業としてサッカー選手となることができるのです。そこで活躍するための門が狭くなれば狭くなるほど、優秀な選手が生まれてくるのです。


【その2】国民がサッカーに対して熱狂的であること

多くの国民がサッカーに夢中で、サッカーのことをよく知っている国は強いです。メディアの分析力も優れていて、国民1人1人が選手やチームに対して鋭い目線を持つことになります。そういった状況は、選手やチームに求められるものをさらに高度なものにしていきます。


【その3】経済的に豊かであること

豊かな国の選手は、小さいころから、万全の設備の整った環境の中で、自らの技術を高めていくことに集中することができます。また優秀なコーチや監督を海外から雇うお金を用意することもできるのです。途上国では、練習するためのグラウンドどころか、靴を買うお金がない人がたくさんいます。




【その1】から【その3】の全ては、自然に発生するものではありません。


スタジアムの建設は多額の資金を動かし、多くの雇用を生み出します。
サッカー先進国において、人気チームやスタープレイヤーが生み出す経済効果は相当な金額です。

サッカーが国の経済を支えていくほどのビックビジネスであることを国が認識し、投資をしていくことが必要なのです。

その結果としてFIFAランキングが上がっていくのです。


サッカーの持つ大きな可能性は、雇用創出、国の発展、そして世界平和なのです。


というようなことを発表しました。






日本サッカー界の話をすると、


競争力のある国内リーグ○
国民のサッカー熱△
経済的な豊かさ◎


国民が、海外のスタープレイヤーや代表戦だけでなく、Jリーグをもっと応援して、そこらへんのおばちゃんが「なんであの場面で、彼を使わないんだ」っていうような話をするようになったときは、日本のFIFAランキングは10位以内に入ると思っています。



今回のハイチVSイタリアの結果は、上で述べた「強いチームの条件」を完全に覆すものです。

強いチームの条件【その1】から【その3】は、重大な要素ではありますが、スポーツの世界では何が起きるか分かりません。

そこが一番おもしろいところでもあります。



最後に、この記事で一番伝えたかったのは、同じ11人対11人でも、途上国のチームと先進国のチームでは、戦う以前から大きな差があるということでした。

ハイチがイタリアに引き分けたのは、本当にすごいことなのです。







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