2013年7月13日土曜日

コロンビアの経済成長とウリベ前大統領



国内の安全確保の体制を進歩させ、穀物価格の上昇やウリベ前大統領の行った経済政策によって、コロンビアは2002年から2007年に成長が加速し、2007年には7%近くの成長率を示している。





コロンビアの持続的な成長は、2002年以降、貧困を20%削減し、失業率を25%削減させている。

さらに工業部門の成長と、アメリカとの貿易協定が、記録的に外貨を流入させた。

不平等、不完全雇用、麻薬の密輸は未だに重要な課題として残っているが、この成長の間に、必要なインフラが整えられてきている。

[The World Factbook , 2009]





ウリベ前大統領について

wikipediaより

ウリベ前大統領(2002-2010)



治安政策

ウリベは優先事項がコロンビアの3つの主な武装勢力、コロンビア革命軍(FARC)、コロンビア自警軍連合(AUC)、民族解放軍(ELN)を抑える、或は破ることであると宣言し、彼が就任して以来、すべての3つのグループ、特にFARCに対して始められた軍事行動は強度を増している。2004年11月7日にコロンビアの軍情報部はすべてのゲリラユニットが彼を暗殺するように求めるFARCの指導層からの通信を傍受した。
ウリベは、彼の在任期限が切れた後であれ、よりフレキシブルな立場でゲリラを交渉の場に戻らせるには政府が最初に軍事的優越を示さなければならない、と述べた。彼はコロンビアの現在の主な関心事がテロの挑戦と麻薬取引であることに言及した後、「もちろん、我々はコロンビアで社会的不公正を排除する必要があるが、1番目は何か? 平和だろう。」と語った。
彼の治安プログラムは「民主的治安」政策として自身が概念化した戦略に基づいている。

定義された目標
  1. 徐々に、すべての自治体で警察の存在を回復する
  2. 社会的に衝撃の大きい犯罪に対して訴訟を増加させる
  3. 公共機関の強化
  4. 人権侵害を抑える
  5. テロ組織の解体
  6. 誘拐と強要を抑える
  7. 殺人件数を低減させる
  8. 強制移住を中止し、被強制移住者の帰還を支援する
  9. 不法な麻薬取引の禁止、根絶、および訴訟などにより戦い続ける

目標達成のための方針
  1. 民間人をより活発に従事させる
  2. 兵士の支援
  3. 機密総量の増大
  4. 国道の支配権の回復維持
  5. 不法なグループを解隊する
  6. 軍隊のサービスの統合
  7. 国防費の増大


外交政策


政権を得てからウリベは「麻薬商人の厳格な敵」として振る舞い、麻薬商人を逮捕、及び米国その他の国への引渡しをした。

彼はまた米国による(反対意見に拘らずイラクへ侵攻したことも含め)対テロ戦争と、プラン・コロンビア戦略を通じて継続されている対麻薬作戦である麻薬戦争を公的に支持した。

彼は2004年に、ジョージ・W・ブッシュ米大統領にウリベ政権の治安政策の成果について報告し、ブッシュはプラン・コロンビアによる支援の将来的な継続に対しても支持を表明した。

ウリベ政権はスペインや多くのラテンアメリカ諸国とも積極的な外交関係を保っている。2004年のベネズエラとパイプラインの接続に関して、2005年のパラグアイと治安と対麻薬売買の共同作戦に関して、2004年のボリビアとの技術と通商に関する共同合意、スペインとの防衛協定(2004年に更新されて依然有効)、2005年4月の中国との経済と文化に関する合意、などの協定を結ぶ。

複数のアナリストは米国の同盟者である彼はイデオロギー的にラテンアメリカその他の左派政権に反対なのではないかと考える。

イデオロギーの違いに拘わらずウリベは、ウゴ・チャベス、マルティン・トリホス、ルーラ・ダ・シルヴァ、リカルド・ラゴス、カルロス・メサ、ビセンテ・フォックス、その他と会合あるいは会談を持った。

コロンビアはキューバ、中国とも外交関係がある。

ウリベ政権下でコロンビアとベネズエラの間には外交危機、事件があった。

特に2005年にロドリゴ・グランダ事件に関して、コロンビアの2004年のスペインからの46台のAMX-30戦車の購入失敗、準軍組織の主張による2004年のベネズエラ侵攻計画などである。

これらの国際的に困難な状況は相互の大統領の外交チャンネルを通じたやりとりや会談により(前者2つは)回避された。

国際法の執行に関する協力関係は、米国、スペイン、英国、メキシコ、エクアドル、ベネズエラ、ペルー、パナマ、パラグアイ、ホンジュラスおよびブラジルのような国々と特に維持された。

ウリベ政権は、ペルーとエクアドルと共に、米国との自由貿易協定に署名するための一連の交渉に現在参加している。


社会経済政策


ウリベ政権は、貸付金の保証を受け、歳出の削減に同意し、負債の支払い継続に同意し、公営企業を民営化し、投資家の信用醸成に努めるなどして、IMFや世界銀行との関係を維持し、財政的な正統性を守っている。

コロンビアはこれらの手段でインフレや国家の赤字の規模の削減に成功している。



政府の社会政策顧問のファン・ロザーノは政権の社会経済政策について説明した。

・健康保険加入者の500万人増加(総加入者1,540万人の内の350万人が2004年に加入)
・家族福利局 (ICBF) の食事及び医療給付を受けた者の200万人増加(2004年の総計660万人)
・全国学習サービス協会 (SENA) の定員の170万人増加(2004年の総計270万人)
・中小企業への少額融資の157%の増加
・2002年12月の失業率15.6%から2004年12月の12.1%への低下
・貧困層への住宅プロジェクトによる20万件の住宅の増加
・小学校と高校の計75万人の定員増
・26万人の大学の定員増
・7万人の被強制移住者の帰還(800%の予算執行)
・定年前に経済補助金を求める人への支援プログラム17万人から57万人







コロンビアの経済成長を生み出したのはウリベ大統領の大胆な政策であるのは間違いないかもしれませんが、実際に治安対策として行われた内容は、暴力を促進するようなもので、彼を支持する人ばかりではないようです。

非人道的な活動を行っていることは確かですが、武装勢力を完全な悪として捉え、暴力でねじ伏せるやり方を国民に支持させた政治手腕も持っていたようです。









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