2013年7月14日日曜日

巨大麻薬組織メデジンカルテルとコカインの生産と流通事情

メデジンカルテル




コロンビアの犯罪組織。パブロ•エスコバルによりコロンビアのメデジンに創立された、麻薬密売者の組織化されたネットワークで、主に1970年代及び1980年代を通して活動した。

資金源は麻薬(特にコカイン)の生産・加工・販売、宝石加工・販売、身代金獲得。
メデジン・カルテルはカリ•カルテルと恒常的に争い、また1980年代前半からコロンビア政府と抗争を繰り広げた。

その収益は1カ月あたり最大6000万ドルに上り、複数の見積りでは、合計で最大280億ドルの資産があった。

カルテルに参加し、あるいは関与した他の有名な人物には、オチョア家、カルロス・レデル、およびジョージ•ユングを含む。

コカの生産農家、加工業者、販売業者に支えられたゲリラ的犯罪組織であり、常に米国と対立し爆弾闘争や営利誘拐を繰り返している。



誕生と拡大


もともとコロンビアの犯罪組織は、貴金属、酒、煙草の密輸、窃盗、盗品売買が主な資金源だったがアメリカでマリファナ、その後コカインが流行するとそれに目を付けたエスコバルを首領に首都ボゴタなどを統括していたゴンザロ・ロドリゲス・ガチャ、カリブ海の密輸ルートを握っていたカルロス・レデル、メデジンの伝統的なマフィアであるオチョア家を最高幹部とした、メデジン・カルテルを結成した。

その地の利を生かし、ペルーとボリビアから持ち込んだ良質のコカインをマイアミのキューバ系組織に渡していたが、後には生産、流通も支配するようになり、最盛期のメデジン・カルテルは、対米麻薬密輸の8割をカリ・カルテルと扱い年間数億ドルの収入を得ていたと見積もられ、エスコバル自身も大富豪として豪勢に暮らした。


また、メデジン・カルテルは武闘派組織であり1981年にゲリラの4月19日運動(M-19)にオチョア家の家族が誘拐されると武装集団(この集団が後の準軍事組織の起こりとされている)を結成して報復した。この一件以来、私兵組織を拡大し政治家や治安当局も標的とするようになる。


麻薬戦争

・1984年法務大臣を暗殺
・1985年4月19日運動によるコロンビア最高裁占拠事件にも関与。
・1987年カルロス・レデル逮捕、アメリカに引き渡される。
・1989年ルイス•カルロス•ガラン大統領候補者を暗殺。
・乗員110名が犠牲になったアビアンカ航空機203便の爆破。

・ボゴタの治安警察本部前爆破などのテロ行為を実行。

・ライバルであるカリ•カルテルとの抗争も激化し、メデジン周辺は無政府状態になる。

・ゴンザロ・ロドリゲス・ガチャは特殊部隊によって射殺される。
翌年からは、憲法改正で犯罪者の対外引渡しが禁止されたことによりカルテルから幹部からの投降が相次ぐ。

・1991年、5年の服役とアメリカへの引渡忌避を条件にエスコバルは出頭し豪華な設備を備えた刑務所に収監された。そこから組織を動かしていたが、その間、幹部や部下が投降、あるいは殺害され勢力が弱まりつつあった。
翌年、脱獄しコロンビア政府、アメリカのデルタフォース、カリ・カルテルに追われ「ロスペペス(Los Pepes)」と自称する集団には、エスコバルの家族や手下300人以上を殺害され組織は大打撃を受けた。そしてエスコバルは、自宅にいたところを治安部隊に射殺された。

こうして2万人の死者を出したとされる麻薬戦争は終結する。


幾度にもわたるアメリカ軍の掃討作戦やコロンビア政府による摘発で、大物の多くが死亡あるいは逮捕された。

カルテルは統一された実体としては消滅しその組織力と影響力の多くを失ったものの、生き残った組織や元構成員は国際的な麻薬界で現在、いまだ活動的である。

独自の私設軍を保持し、動員力もあり、命脈を保っている。

貧困にあえぐ中南米の諸問題が解決されない限り、メデジン・カルテルの壊滅は達成されないであろうという意見もある。


wikipediaより。





コロンビアの人に話を聞きました。

メデジンカルテルはまだ存在しているのか?



以前はメデジンカルテルとカリカルテルという2つの巨大な麻薬組織が活動していたが、現在は2つの組織はほぼ壊滅し、小規模な麻薬組織が国内にいくもあるが、彼らに以前のような勢力はない。

とのことです。




コロンビアのコカイン生産と流通


政府のこれまでの努力により、巨大麻薬組織の権力を崩壊させ、取り締まりを強化することでコロンビアでのコカインの生産量は減少しています。

2000年には世界の74%を生産していましたが、2011年には41%まで減少しています。


コカインの生産量(tons)


コロンビアで押収されるコカインの量は今も世界最大です。


国別コカインの押収量(2011)


コカインの流通経路は、コロンビアから船でメキシコへ行き、そこからUSAやカナダへ渡るルートと、船でヨーロッパへ行くルートが最も多く、次に、ジャマイカやハイチなどのカリブ海の島国を経由してUSAへ行くルートがあります。


コカイン流通経路

United Nation Office on Drugs and Crime


ヨーロッパへは船で直接渡るルート以外に、次のルートも報告されています。(BBC NEWS)




ちなみにコカインの消費国は、

US (36.8%)
ブラジル (17.7%)
UK (5.3%)
イタリア (5.1%)
スペイン (4.9%)
メキシコ (3.1%)
ドイツ (2.5%)
フランス (2.1%)
コロンビア (1.6%)
アルゼンチン (1.6%)
ナイジェリア (1.4%)
カナダ (1.2%)

その他の国 16.6%

Data: United Nations Office on Drugs and Crime











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