2013年7月20日土曜日

コロンビアの山奥に残したいモノ(プロジェクト提案)

今日、自分が残したいモノとプロジェクトについて、Angeles de Medellinの管理人マルコスにプレゼンテーションを見てもらいました。


その内容について紹介します。


One Laptop Per Child (子供1人あたり1つのノートパソコン) というNPOがあります。




世界中の貧しい子供達にノートパソコンを与えることで教育的支援を行っており、2011年の時点で、世界各国の貧困層の子供達へ、240万台のノートパソコンを支援した実績があります。



OLPCは、3日ほど前に、子供の教育を目的としたタブレットをリリースしました。

こちらの動画をご覧ください。













現在、アメリカのウォールマートで取り扱われており、1台あたりの値段は150ドル(15,000円ほど)です。


問い合わせてみたところ、コロンビアからウォールマート経由での購入はできないそうで、OLPCから直接購入するようになるそうです。



子供達が自分の夢を創造したり、そのために必要な勉強をすることのできる本当に画期的ですばらしいタブレットなんです。



どんな職業についてのコンテンツが入っているかというと、

-アーティスト
-DJ
-ミュージシャン
-作家
-数学者
-エンジニア
-宇宙飛行士
-科学者
-植物学者
-アスリート
-プログラマー
-フォトグラファー

これはあらかじめインストールされているもので、他のコンテンツをダウンロードすることもできます。




それぞれの職業ごとに、初心者用、中級者用、上級者用のコンテンツがあり、子供が自分のペースで好きな分野の知識を段階的に養っていくことができます。




さらにその他の教育用アプリケーションを使ったり




本を読むこともできます。



コンテンツは、教育分野に精通した企業や団体と協働で作られており、優れた内容やカリキュラム構造を持っています。


外側と内側のカメラで写真を撮ることもできます。



インターネットがなくても、100個のアプリケーション、100冊の本、複数のビデオやいくつかの教育ゲームが最初からインストールされてます。

その全てが、英語とスペイン語に対応してます。(コロンビアの公用語はスペイン語)



保護者が子供に使わせたくない、ゲームやチャットの機能をロックすることもできます。



私が何をしたいのかと言うと

「Angeles de Medellinに30台のタブレットを寄付するためのプロジェクトを立上げ、そのための資金調達をしたい」

のです。


どうやって資金調達をするのか。

「クラウドファンディング」を使います。

ここに書いたキックスターターや、インディーゴーゴーは有名なクラウドファンディングのプラットフォームです。

クラウドファンディングとは、プロジェクトをインターネット上で紹介して、そのプロジェクトを応援したい人から少額ずつの出資をしてもらい、プロジェクトを実行するために必要な資金を集める方法です。







プロジェクト実行者は、資金提供者に対して、「お返し」のギフトを送ったりするのが一般的なモデルです。




日本にもクラウドファンディングのプラットフォームが10社以上あります。

タブレットを30台寄付するプロジェクトを日本のクラウドファンディングのプラットフォームに出して資金提供を呼びかけようと考えています。



これは日本で1番大きいクラウドファンディングのプラットフォームのReady Forに掲載されているプロジェクトの1つです。

日本人の女性が、ガーナの子供達120人に勉強道具を寄付し、農業のトレーニングを行うために必要な資金の提供を呼び掛けています。

200万円ほど必要なところ、現在までに98人から合わせて130万円が支援されています。残り日数が33日で、残りの70万円を集めようとしているところです。

ページ上では、プロジェクトの詳細や背景、資金の使い道、支援金額に対してのお礼の品物について詳しく説明されています。

ちなみにハイチのNPOを通じて知り合った現地の友人が、クレオール語とハイチの現状を伝えるためのウェブサイトの運営を行うことを支援するための私のプロジェクトがReady Forで8月1日から掲載されることになっています。

電力供給が不安定な中で、パソコンを使用するためのソーラー電源。交通環境が最悪な中で、柔軟な移動をするためのモーターサイクル。などを購入するための資金の提供を呼びかけることになっています。現在は担当者と掲載内容の調整をしているところです。

Angeles de Medellinと一緒に、コロンビアでもプロジェクトを立上げたいと思ってます。

このようなページを作るために必要な情報やコンテンツについて、これから準備していくことになります。



日本のクラウドファンディングの多くは「ALL or Nothing」といって、目標金額に少しでも足りなかったときは1ドルももらうことができません。

その代わり、目標金額を超えたときは、超えた分も全て受け取ることができます。


ちなみに、必要な金額を超えた分はAngeles de Medellinに現金を寄付するか、子供達の靴や服を買うためのお金に使いたいと思ってます。

私はこのプロジェクトで1ドルもお金はもらおうと思ってません。

なぜこれをやるのかというと、前に話した通り、現在1ヵ月に1か国、1団体を訪ね、毎月1つのプロジェクトを立ち上げて実績を残していきたいんです。

そして将来は自分がやってきたことを見せることでスポンサーを獲得し、活動を続けていける体制を作りたいと思っていて、自分の活動を知ってもらうために、クラウドファンディングなどのメディアに出ていきたいんです。

だからこのプロジェクトをやることでお金をもらおうと思ってないんです。



そして、クラウドファンディングをやるために、支援者に対してのお返しの品物をマルコスと一緒に考えていきたいです。


こんなお返しがおもしろいんじゃないかと思ってます。


-今は秘密にしておきます。


ここからは、どのように30台のタブレットを管理するかについての提案です。

Angeles de Medellinが施設内で管理するのが理想だと思っています。

ですが、子供達が家に帰っても勉強することができるように、タブレットの貸し出しをやって欲しいです。

貸出しをすると、盗まれたり、家族が食べ物を買うために売ってしまう可能性がとても高いです。



このリスクを減らす方法をいくつか提案させてください。

電気とインターネットがポイントです。



タブレットを個別に管理するために、番号と名前をそれぞれのタブレットに入れます。



貸し出し用のリストを作って、どのタブレットを誰がいつ借りて、いつ返したのかを管理しましょう。



これから問い合わせてみますが、画像を見たところ充電用のケーブルは特殊な形状だと思われます。

このケーブルは絶対に貸出さずに、必ず施設内で充電させるようにします。

施設以外では充電ができないので、売られてしまうリスクは減ります。充電できなくて使えないものを買う人はいないと思います。



タブレットごとにパスワードを設定して、マルコスとボランティアスタッフ以外は、パスワードを解除できないようにしましょう。


インターネットがなくても、最初からインストールされている機能だけでも充実していますが、いくつかのアプリケーションは、インターネット環境がないと機能しないものと思われます。

インストールされているものの中には、YOUTUBE、TED、GOOGLE、WIKIPEDIA、GOOGLEアースなど教育的な価値の高いものも多く、これらのアプリケーションへアクセスできないのはもったいないです。


魅力的なアプリケーションや本をインストールしてカスタマイズすることだってできます。


子供達が撮った写真なんかをウェブ上に乗っけて情報発信することはマーケティング戦略の要素も含みます。

さらに、インターネットを施設内に整備することで、ネットへ接続するために施設内でタブレットを使う優位性が生れます。これもタブレットの盗難防止の役に立ちます。



30台のタブレットの購入、タブレットのカスタマイズ、輸送に掛かるコストや税金、クラウドファンディングでのお返しに掛かる費用などをこれから見積もりますが、おそらく8,000ドル~9,000ドルの資金調達が必要になるのではないかと思われます。

盗難防止のための保管箱、インターネット整備と数か月分の支払いのコストを必要であれば見積に含むつもりでいるがこれはマルコスの判断に任せたいと思っています。



今後の予定は、ここに滞在する7月26日までに、マルコスのインタビューなどを含んだ、施設を紹介するための動画を作るためのそれぞれのシーンの撮影などを行います。同時にOLPCと引き続き連絡を取り合い、その他に必要な金額も計算して、月末までに詳細な予算の見積を行います。

その後はクラウドファンディングのプラットフォームへプロジェクトの掲載依頼をし、1ヵ月ほどかけて掲載する内容を充実させていきます。

9月ごろから2ヵ月間で資金提供を呼びかけます。

おそらく、資金が集まっても実際に支払われるまでに2,3か月かかると思うので、タブレットの購入は2014年の2月ごろになると予想しています。

何度も言いますが、「All or Nothing」なので、資金が集まらなかったときは、残念ですがタブレットを購入することはできません。



この地域の学校は、一般的な公立の学校と比べて教育レベルが低いのは知っています。

また、Angeles de Medellinは、地域で困っている人のために、食べ物、衣類、生活環境の改善のための支援を行いながら、教育に力を入れようとしていますよね。

活動を本当に魅力的だと思ったからこそ、自分にできることでここに何かを残したいです。



私は教育の機会に恵まれない子供達に対して、一般の教育レベルに追い付くために足りない部分を補っていく教育よりも、全く違う分野で新しい価値を持った子供を育てていくことで、彼らは他の子供達にはない、独自の才能と価値を創り出していく可能性を持つことができると考えてます。


この地域にイノベーションを起こしたいです。



---という内容で、マルコスに話を聞いてもらいました。




今日の時点でマルコスに伺いたかったのは1点。

このプロジェクトをやることに同意してくれるかどうか。



マルコスの答えは「イエス」





田中優樹のプロジェクト第2弾「ギャングの住むコロンビアの山奥に何かを残せ!!」

-プロジェクト計画と提案

-関係者の同意



何かを残すための計画は前進しております!







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