2013年8月27日火曜日

ファベーラのコミュニティ開発:最後の3日間

8月1日にリオデジャネイロに到着し、8月6日から始まるプロジェクトへ参加させてもらえることが決まりました。

リオデジャネイロにあるファベーラの1つ「ボレロ」で、現地コミュニティーからの需要を聞き出し、コミュニティ内のリソースを使って、現地で何かを建設する20日間のプロジェクトでした。

最後の一週間を除いて、月曜日、水曜日、日曜日は現地での活動は休みでしたので、およそ13日間のプロジェクトでした。


13日で、何を残せるのか。


最後の3日間について書きます。



【活動11日目】

情報のシェアとルート確認


これまでに資材提供の了承をしてくれた店舗などの情報を共有し、グループに分かれて、エリアごとに資材の引き取りに行きました。


そして、建設現場となるフットボールコート横のお宅の了承を前日までに得ており、資材を仮置きさせていただきました。


コミュニティ内でも引き続き、資材の調達を行いました。
また、現地での施工作業に協力してもらうよう、呼びかけて回りました。



コミュニティ内での協力者と資材提供者探し


資材回収

資材運び



【活動12日目:施工】

この日は、多くの協力者が集まりました。
資材も追加で調達することができ、いよいよ着工です。


以前に作成した模型によって、設備の配置のイメージはあるものの、施工手順や、設計図がまるで存在しないので、想像力を働かせながら話し合って、廃材などを組み合わせて作っていきます。



ブランコ、滑り台チーム


テーブル、ベンチチーム
【最終日】

この急な坂道を上って降りるのも、この日が最後か、と思いながら現場へ向かう。

急な坂道、伝わりますでしょうか。



6:00に家を出て、現地に着くのは8:00。 

最後の力を振り絞りました。



最終的に出来上がったのは、


・鉄棒
・滑り台
・ベンチ
・テーブル
・ベンチの屋根
・ケンケンパ?みたいなやつ
・花壇
・ゴミ箱













運良く参加させていただいた今回のプロジェクト。


一緒に活動したのは、それぞれ国籍の違う7名。

アイルランド、アルゼンチン、チェコ、エジプト、ポルトガル、チリ、そして日本。


ポルトガル語が喋れないのは私だけではありませんが、

正直、全く役に立ててないようなときもあり、自分のできることを一生懸命探していました。


グループの一員として働くことに向かないのは、自分が一番よく知っており、苦しいときもありましたが、みんなが本当に温かくて、居心地がよかったです。



今の活動を始めて、素敵な人達に会える機会が増えているように感じています。


最後の仕事を終えて記念写真



初めて出会う国籍の違う7人が、初めて訪れるブラジルのファベーラで、地域の人を巻き込みながら、13日間でコミュニティー内に何かを残しました。


これまでのハイチ、コロンビアの活動とは違い、感動がありました。


理由は、チームで目的を持って取り組んだこと、体力的にも精神的にも決して楽なプロジェクトではなかったこと、形として残せるものがあったこと。 です。



本来、「貧困」という巨大な社会問題へ立ち向かう道のりは険しく、地味です。



地域開発の積み重ね、意識変革の積み重ねが、少しずつ環境を改善していきます。
未来を変えていきます。



しかし、「喜び」という感動を含んだ短期間でのプログラムを組むことによって、参加しやすさや、多くの人を巻き込む可能性を持っていることを確認できました。




同時に、全く光の当たらない地味な活動への興味が以前よりも湧いてきています。


もはや一部の先進国では、感情のベクトルや上限が制限され、

「喜び」を錯覚させられ、お金を払っても「哀しみ」や「苦しみ」という感動を味わうことができないまま一生を終える人もいます。


そういう意味では、一般には味わえない感動を選びながら生きていきたいことを確認した、今回のブラジルでの活動になりました。







が、まだブラジルでのプロジェクトは終わっていません。


有言実行します。
これまでも、そうして生きてきました。


改めて、自分が書いたことを見返して、少し後悔しています。
怖いです。胃が痛いです。


プロジェクト第3弾










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