2013年10月14日月曜日

南アフリカへの移民に対する民族間感情と治安



南アフリカの人は外国人を信用していない


*外国人とは、南アフリカへ移り住んでくるジンバブエ人、ナイジェリア人、コンゴ人などを指しています。



「このような感情は、相手をよく知らないことの恐れから来ている。私たちは外から来た人たちが、何かしらの危険を持ち込む可能性があると考える傾向がある。」



南アフリカ人の10人のうち6人は外国人を信用していないという調査記録がある。



外国人を信用していない人の数は2008年には60%、2011年には67%に増加している。




調査は南アフリカの都市部と農村部で成人2400人を対象にIDASAが行ったものである。




回答者の44%は、南アフリカへの亡命者の保護に反対している。



およそ3割(32%)は、彼らの近所に移民者が移ってくることに抵抗している。



南アフリカの人は、外国人に対してネガティブな感情を持っている人が多いと言える。




我々は南アフリカの人が外国人に寛大でないことを理解した上で、この問題に向き合わなければならない。



政府は、これらの人々が外国人を受け入れていくための教育を行わなければならない。



また、地元住民に対しては、外国人に与えられたいくつかの権利があることを教えなければならない。



さらに調査では回答者の36%が、外国人が南アフリカで事業を行うことをやめてほしいと思っている。



63%は、南アフリカ政府が移民問題を適切に管理することに失敗していると認めている。
南アフリカの市民権を求める62%の外国人が、南アフリカ人の妻を持つことが有効な手段だと言っている一方、回答者の48%しか、南アフリカ人女性の夫は市民権を得るべきであるとは感じていない。




移民問題において、このようなネガティブな見方や感情は、ヨーロッパ、アジア、アメリカなど世界中のどこでも見られる。




このような感情は、知らないことの恐れから来ている。我々は外から来た人たちが何かしらの危険を生み出すと考える傾向にある。



これらは世界のどこでも同じである。




しかし、南アフリカで異なるのは、このような感情が緩和されていくのではなく、逆に広がっていっており、海外からの移民を妨げようという動きが広がっている。







-South African do not trust foreigners (Sowetan 2012/10/09)










現在私は、ヨハネスブルグで46歳の母親ウィニーと、13歳の娘のアンジ―と一緒に住んでいます。



南アフリカの黒人の親子です。




ウィニーは外国人が嫌いなのだそうです。



南アフリカ人から仕事を奪うこと


女性を襲ったり、ドラッグを売ったり、治安を悪化させている原因になっていること



を語ってくれました。







ウィニーにはもう1人娘がいたそうです。




もう成人していますが、ナイジェリア人によってドラッグ依存症になり、人格が崩壊したようで、もうあの人は私の娘ではないと言っています。



数か月前までは、小さなレストランをやっていたウィニーですが、機材などを全部盗まれ、仕事をすることができなくなりました。



再スタートするために、空いているテナントを探しているところ、外国からの移民がオーナーをしている場所が、明らかに空いていたようですが、南アフリカ人だという理由で断られたと言っています。




お互いに嫌いあっているのだと、話していました。




また、ウィニーはネルソンマンデラを嫌っています。


彼が平和平和と訴えて、実際には多くの人が死んだ。彼が外国人を寛容に受け入れたから、今のように外国人に仕事を奪われ、治安は悪化した。


海外からは評価されるかもしれないが、私はマンデラが嫌いなんだ。


彼の奥さんもモザンビーク人だから、モザンビークからの移民もたくさんいる。




私は選挙のときは、白人に投票する。


と話してくれました。






アパルトヘイトが廃止されたことにより、人種による居住区や仕事の制限がなくなり、それまで白人の地区であった産業の発達した地域へ、貧しい地域から黒人が多く移動してきますが、十分な教育も受けていなかった黒人の人達は当然仕事を得ることはできず、犯罪に走った。


これが一般的な南アフリカの治安の悪い原因として知られています。







アパルトヘイトの廃止は20年前のことです。


移民によってもたらされる治安の悪化、民族間の嫌悪、、






南アフリカの黒人女性から聞いた貴重な話としてシェアしておきます。







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