2014年1月8日水曜日

エチオピアへの難民、エチオピアからの難民とその運命

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http://travelfortellingpoverty.blogspot.com/2013/12/power-women-shop-japan_30.html








国連難民機関(The  UN Refugee Agency)の20135月の資料によると、過去2年間でエチオピアの難民人口はおよそ2倍近くになっている。

ソマリアから10万人以上の殺到、さらにスーダン、エリトリアからも流れ込んできている。





現在、エチオピアでは404,430人の難民を受け入れている。(認定難民384,430人)

・ソマリア人(59%)
・スーダン人(7%)
・南スーダン人(15%)
・エリトリア人(18%)

ケニア、ブルンジ、コンゴ民主共和国、ジブチ、ルワンダ、ウガンダ、イエメンからの難民も確認されている。



最近エチオピアへ亡命した難民のうち、半分以上は18歳以下である。


難民の受け入れと言えば、カナダ、アメリカ、ヨーロッパ諸国などの先進国が率先してやっております。

自分の国の国民だけでなく、外国の難民を受け入れるだけの、経済力や基盤があってのことです。

自分の国の国民ですら、食糧難に苦しんでおり、発展途上国であるエチオピアが、なぜ周辺諸国からの難民を多く、受け入れているのでしょうか。



これには複雑な事情があるように思います。



ソマリア、エリトリア、スーダンなどは、紛争や食糧難によって、その国にいれば死んでしまうような人たちがたくさんいます。



誰かが受け入れなければならないのです。



エチオピアが受け入れているというよりも、国際機関から多くの支援を受けているエチオピアが、国連難民機関によって、難民を受け入れさせられていると考えるのが正しいのかもしれません。



発展途上の国が難民を受け入れることのメリットはあまりないのです。



人口増加により、多くの国民が食糧難に苦しんでいる状況の中、他国の難民を受け入れれば、状況は悪化します。



難民はレイプや略奪の被害にあう可能性があるだけでなく、困難な環境下で、同時に犯罪の加害者にもなることもあります。
治安の悪化を招き、民族的な対立も悪化させ、食糧難にも拍車をかけます。


先進国に受け入れられた難民と違い、エチオピアで受け入れられる難民の多くは住む場所もなく、過酷なキャンプ生活です。



レバノンやヨルダンへ亡命したシリア難民も同じような環境だと聞きます。


母国の情勢が安定すれば、自分の意思、あるいは強制的に帰国させられることになるのか、その国の国民として生きていくことができるのかは、その時々の政治的な判断ということになるのでしょう。






一方、エチオピアからの難民も多く存在しており、彼らが辿る悲惨な運命について報告されています。




サウジアラビアで捕虜にされた数千人のエチオピア難民


(2012318) サウジとイエメンの国境地域において、数千人のエチオピア難民が保釈金のために捕虜にされていると、イエメン国防省が伝えた。

サウジのニュース番組が公開したドキュメンタリーでは、ギャングの法外な活動の被害にあうエチオピア難民の様子が伝えられている。

結果的には、サウジとイエメンの自警団が、その国境付近において、領土を守ることを口実に暗躍していた。実際には、保釈金目的に多くのエチオピア難民を捕虜にしている。

エチオピアでの経済的苦境と、弾圧的な独裁政治から逃れ、中東へ渡れば、家族にまともな生活をさせてやることができると、エチオピア難民は考えているのである。

国連難民機関によると、多くの危険があるにも関らず、毎年84,000人が厳しい水のアデン湾を渡って来るそうである。

イエメンに辿りついた難民の多くは、サウジとイエメンの国境地域へ向かうことになる。盗賊、自警団、密輸業者が、難民を頻繁に捕まえては、解放するために数千ドルの保釈金を要求している地域である。

最近のUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の報告によると、男女、子供を含む数千人のエチオピア難民が、イエメンとサウジの国境の両側において、武装したギャングや自警団によって、捕虜にされ、金品を強奪されていることが明らかにされている。

ギャングは被害者に対して、レイプや拷問という手段を使い、彼らの家族に保釈金を払わせようとする。払うことのできない者は殺され、闇市場で売るために臓器や性器を取り出される。

逃げてきた被害者は、「保釈金が払えなければ、彼らは拷問し、レイプをする。自分は幸運にも逃げることができたが、一緒に来た仲間は殺された。」と語った。


-DURAME.com (THOUSANDS OF ETHIOPIAN REFUGEES HELD FOR RANSOM IN SAUDI ARABIA)




裸で木に吊るされたエチオピア難民
拷問され、焼き殺されたエチオピア難民の死体
一緒に来た仲間が車で引きずられる姿を見させられるエチオピア難民



写真を見ましたが、あまりにも残酷です。







人の運命とは、実は全く自分では選択できないことによって、その全てが決まっているのかもしれない。




自分の選択が正しかったのか、間違っていたのか、自分中心にそんなことばかりを考え、合理的な判断をするためのロジックの立て方やそのスピードばかりを磨いて、機械のようになってしまった人には、言っていることが分かってもらえないかもしれない。




選択をすることができるということは、あまりにも恵まれた権利である。何に恵まれているかというと、究極的には「運」に恵まれているのだと、私は思う。


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